自宅でまったりとワインを楽しむ。そんな至福のひとときの後に必ず残されるのは、グラスを洗って片付ける仕事。酔いも醒めてしまう、この上なく憂鬱な作業だ。ただでさえ繊細なグラスの形状に加え、飲むときには心地良く感じるその薄さは「丁寧に洗わないと割れてやる~!」と言わんばかり。スタッキングなんて無縁だし。飛び抜けた背の高さといい、全くもって日本の住宅事情を分かっちゃいない。(当然か…)でもリーデルのこのワイングラス、ステムが3センチと短い割にはバランスの取れた姿をしている。容量も充分。ティスティングに必要な要素を備え、凛としているのに親しみやすいこのワイングラスが我が家に来てからというもの、他のグラスの出番は激減してしまった。やはり使い勝手はモノを選ぶときの重要な要素。ちなみにお値段も可愛く¥1,365。