Mihoo氏の愛した数式(2)

もしや…とキッチンの戸棚を開けると数年前から微動だにせずにマイヤーズのラムが佇んでいた。1879年当時、ジャマイカの砂糖農園主だったフレット・ルイス・マイヤーズが情熱のすべてをこめたラムづくり。200種類以上の原酒から20種類だけを厳選してホワイト・オークの大樽につめ、一般には2年といわれる熟成に8年の歳月をかけた後、伝統あるブレンド技術でつくられたという。(でも近頃は出所も怪しいらしい、リバプールから出荷されるとか?)
確か去年よりも前のクリスマスにプディング用のドライフルーツを浸けたきりだ。蓋を開けると甘い芳香が鼻孔に広がる。そのダークなコハク(の中の化石)色の液体は半分以上残されていた。あの頃は料理本の通りに材料を買って料理してたっけな…と思い出にひたること暫し。
rummy 次に冷蔵庫を開けると…ラミーの前にマイブームの来ていたガーナチョコレートが数枚。そしてなぜか“オーガニック乾しブドウ”なるものもあるではないか