タイムスクープハンター

テレビはあまり見ない、日本史もそれほど興味ない私がちょっとハマったNHKの【タイムスクープハンター】
1年ほど前に一旦終わってしまってがっかりしていたのだが、最近第2シーズンが放映され始めた。歴史上の有名な人物や事件なら、それなりに知識を得るのは難しくない。しかし意外と知られていない庶民の日常、時代の流れにスポットを当てたストーリー仕立ての番組はかなり新鮮に映った。
近未来のジャーナリスト=タイムスクープハンター(要潤)がいろいろな時代に降り立ち、人々の暮らしの中へ入り込んで密着取材をするという形式。
初回は室町時代、飢饉時の施し米の話。有徳思想は貧富の差の大きかった時代の方が当然のことと捉えられていたようだ。そして見返りを求めない徳は、与える者と受ける者との距離が近い分、この時代の方が相互に理解されていたのかもしれない。
ネタを探して脚本をつくるのが面白くもあり大変そう…なんて心配をしながら毎回楽しんでいる。
学生の時にこういう教材で、ついでに同じ頃の日本史と世界史を照合しながら勉強していたら歴史をもっと楽しく、今とは違った捉え方で学べたかも…?と思う。

タイムスクープハンター 

放映スケジュール(月)22:55〜NHK総合他